2008年7月28日月曜日

座るということ

小学校や中学校から講演依頼を頂いたとき
先生や保護者の方に必ず聞く質問があります

質問1
『子ども達に「いい姿勢で座りなさい」といったことがある方?』

質問2
『では、どうすれば「いい姿勢」で座れるか具体的に指導できる方?』

質問1では、殆どの先生、保護者の方が挙手されます
でも、質問2では手が上がりません



「いい姿勢で座りなさい」

そういっても、いい姿勢とは具体的にはどうすればできるのか?
それを教えてあげないと、子ども達は出来るようになるはずがありません


私たち日本人は戦後、
床の生活から椅子の生活へと急速に生活様式が変化してきました。

私たちの親の世代は床での生活が中心ですが
私たちの世代は椅子での生活が中心です

でも、どう記憶をたどっても、
椅子の座り方を教えてもらった記憶が私にはありません。

それもそのはず、私たちの親も、
椅子の座り方は知らないのですから・・・・。




では、どうやって座ればいいのでしょうか?


私たちの骨盤には座ることを専門とした骨があります

その名も『坐骨』

座る骨と書きます


この骨には『坐骨結節』という場所があります

ちょうど椅子に座ったとき
左右のおしりのふくらみの下に手を入れて骨盤を動かすと
両手に触れる少しとがった骨を触ることが出来ます

この骨が『坐骨結節』です


この左右の坐骨結節に均等に体重をかける
そして、頭のつむじを天上に向ける

そうすると、誰でも『いい姿勢』で座れるようになります


後は、ゆっくり息を吐きながら
おへその下に力を入れる

そうすると座る姿勢も、ココロも安定してきます


先日、とある進学塾の先生とお話をする機会がありました
先生のお話によれば、
小学4年生から本格的に勉強をさせるのだそうですが
まずは、勉強に必要な時間、椅子に座っておくことが出来ない

「勉強の前にまずは座れるようにすることが大切だ」

そう言われてました


座ることは一つの技術です
技術である以上、トレーニングすることが出来ます

いい状態で座れることは
集中力にも関係するのかもしれませんね?


まずは、食事や勉強などの作業をするときと
TVを見るなどのくつろぐ時の姿勢を分けて
作業するときはいい状態で座って作業するように
子ども達を導いてみて下さい



【本日のトレーニング】

●坐骨に座る

 ①椅子に座った状態で、左右のおしりの下に手を入れる
 ②少し骨盤を動かして、左右のおしりのとがった骨(坐骨結節)を探す
 ③左右の坐骨結節に均等に体重を乗せる
 ④両足を床につける
 ⑤頭のつむじが天上に向くように意識する
 ⑥背骨が動かないようにゆっくり息をはき、下腹部に力を入れる
 

2008年7月27日日曜日

子どもの姿勢

『姿勢を正してください』

小学校や中学校の挨拶の前後には必ずこの言葉が入ります。

授業中の先生も
食事中やTVを見ているときのお母さんも
子ども達に

『姿勢をよくしなさい』

そういいます。

では、『いい姿勢』とは具体的にどんな姿勢なのでしょうか?
そしてその『いい姿勢』はどうすれば出来るのでしょうか?

このブログでは、子ども達の姿勢を切り口に
便利すぎる現代に生きる子ども達のカラダを
真剣に考えてみたいと思います



そして、子ども達に

 ●自分のカラダは自分で守る智恵
 ●自分のカラダの可能性を信じる智恵
 ●自分の能力を発揮する智恵

を私たち大人が授けることが出来るように・・・・。


ココロとカラダはつながっています。
ココロとカラダははじめは一つの受精卵だったのですから。


私はトレーナーという立場で多くのジュニアアスリートに
接しています。

その中で気づいた

   『子ども達のココロとカラダに大切なこと』

をお伝えしていきたいと思います。